2017.02.22

Speak East Vol.1レポート 『作る人も、使う人も、自分自身もハッピーに』 アッシュコンセプト名児耶さんのデザインへの想い

広報の浅井です◎
1月19日に開催された、東東京の先輩創業者の仕事場を訪ね、現場のリアルな空気感を感じながらお話をお聞きする創業セミナー、Speak East Vol.1 -アッシュコンセプト＜KONCENT Kuramae＞編-のレポートをお届けします！

デザイナーが活躍するものづくりを増やしたいと、１人で会社を立ち上げた名児耶さん。
初めは小さな事務所でしたが、様々な方の協力で、生まれ育った地元下町のプラットフォームになるようなお店としてKONCENTを作りあげていきました。

”どんな仕事もデザイン思考をもってやろうよ！”
“アートとデザインが混じり合って、第六感が動くようなものづくりをしたい”
”仕事は自分の人生そのもの、一度きりを楽しもう”

これまでメーカーや産地と一緒に取り組んできたデザインプロジェクトの事例も交えつつ、楽しみながら仕事をしていく、ワクワクするものづくりのお話が続きます。

後半は、参加者同士のグループディスカッションを行いました。お互いの自己紹介や感想をシェアし、ビジネスモデルや経営についてなど事業への具体的な質問も。

” テクニックではなく、自分のやりたいことは人の役に立つかどうか、想いが大切 ”
”お客さんを増やすには営業より展示会”
”悩まず、考えながら動くと目の前の情報が変わっていきます。それに合わせてやり方を変えていけばいい。前に進む傷は幾らでも自分の勉強になります”

細かい数字を詰めていくこと、熱い想いを持って進むことの両輪が経営には大切だと、質問に対して真摯な回答をいただきました。

名児耶さんのお話をお聞きして、デザインとは特別なものではなくて、相手を思いやる愛情のようなとてもシンプルなものなのかもしれない、と感じました。

今後は近隣のショップを巻き込んだ展示会「蔵前展」を開催するなど、下町を盛り上げる活動も増やしていきたいとのことです◎
情熱たっぷりのお話をしていただき、本当にありがとうございました！